魂の殺人  モラルハラスメント

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「モラハラ被害者」が「泣くとき」

今週のお題「一番古い記憶」

年老いた私の母は、いわゆる「ゴミ屋敷」
と呼ばれるものでした。

 

1室は床から天井まで物が積み重ねられ、
居間にはあらゆる物が無造作に床に置かれ、

 

食べ物、食器、鍋まで重なり、衣類・ペットボトル
も散乱し、歩くスペースもない有様。

 

寝室のタンスは、全ての引き出しは全開で、
そこから衣類がぶらさがりベッドの上まで
散らかっている。

 

ベランダは出されずじまいのゴミの山。
私が片付けようとすると怒りだします。

 


母が離婚してからは、家事は幼い私の役目でした。

 

学校から帰ると、敷きっぱなしの布団を押し入れに
上げ、母が脱ぎ散らかした衣類を畳んでしまい、

 

テーブルの上の食器をかたづけ洗い、
共同ポンプで水汲みもします。
雪が降る外でタライを使い、そこで洗濯をします。

 

しかし母が帰宅した途端に、床の上には次々と
物が放り出され、アッという間に元の木阿弥です。

 

毎日毎日が、いつまでも果てしなく続く
この地獄絵図の繰り返しで、私は心も体も消耗
するばかりでした。

 

友達と遊ぶ時間なんてなかった。

 


そんな私に、母はきちんと片付いていないと
言っては、日々私を棒で殴り続けた。

 

ただ一つの救いは、
もらった犬と、すぐ傍の海へ行って、
穏やかな人間の心を取り戻すことでした。

 

この世で、犬のポギーだけが私の心の支え
であり、親友だった。

 

そして・・


たった6歳で、犬のポギーが死んだ。

 

母は泣かなかった。

 

私は・・・・

 

 

私が職場に勤めて12年、隣の課の若い男性が
病死した。

 

葬儀中に、隣に居た上司に
「しかし、アンタも冷たい女だな。人が死んでも
涙も見せないとは。」と言われた。

 

その言葉に私はハッ!とした。

 

そういえば私は、

 

30歳の今まで泣いたことがない・・・・?!

 


幼い頃から、叩かれ泣き叫ぶと、
「泣きやめ!」といわれ、憎しみと
共に泣くことを封印したのである。

 

私は犬のポギーや、同僚が亡くなっても
いつしか泣けない人間になっていた・・・。

 

 

モラハラ被害者(境界性人格障害)
育生として「幼児期の虐待」や、
「母親との愛情関係がうまく築けなかった」
ことが大きく関わると分かっています。

 


唯一の親友だったポギーは、今猫に転生して
私のそばに居てくれています。^^
プロフィールの画像の青い帽子の子です。


ポギーの転生については、こちらに書かれて
いますので、ご興味がありましたら是非どうぞ。

http://ameblo.jp/happyattyon/entry-10798174383.html