モラルハラスメント加害者は 「人の心がわからない」
この日なぜ私は夫の行動を止めなかったかというと、
夫の言動にクレームをつけると、全ての行動に渡って
しまうので、この日の行動は夫に「悪意」を感じな
かったので、本人がやりたいように 口を出さないで
いました。
勿論「それは違うんじゃない?」と言って理解させ
ようとしても、素直に受け入れることはせず、必ず
喧嘩になります。
喧嘩を避けるため私が我慢している状態です。
ただ、この時に「夫は本当に手術に向かう子をビデ
オに撮るという行動に全く違和感を感じていないん
じゃないか?」と思ったことです。
つまり、「相手の感情を汲み取ることができない」
と思ったのです。今迄の夫の人生で、相手の感情を
読む必要性は何度もあったはずです。
なのに学習できていない。ただの学習能力が無い、
ではなかったのです。こちらにも書いた通り
それは、「怒り、感情を爆発させる(感情コントロ
ール低下)、相手の立場や気持ちに思いを巡らすこ
とができず良い人間関係が作れない(対人技能拙)
、一つのことにこだわり他のことができない」
という症状を起こすのです。
今なら夫を理解できますが、この時はただのどうし
ようもないバカ夫だと思ってました。
こうやって日々の生活でのズレが結婚生活の苦しさ
を産んでいきます。
モラルハラスメントで辛い思いをしている被害者は、
今後も一緒に暮らすつもりなら「人の気持ちに共感す
ることができない障害の加害者」を自分への攻撃では
ないと捉え、理解を示して受け入れ対応するかです。
人の心がわからない夫なのだと受け入れることで、
無駄な期待は無くなります。
夫の場合は年を取るにつれ酷くなったように
思います。
人としての人格が崩壊するのです。悪いことを悪い
と認知できません。なので平気で虐待もできます。
被害者はそれを理解しなくては、自分の人格が崩壊
してしまいます。
この時のビデオ撮りは、夫なりの思いで、
何かできることはないかという努力だった
のでしょう。
ただ一つ言えることは、モラハラ加害者は極端に人
の気持ちがわかりませんが、他の普通の人間も、他
人の心がわかっているわけではありません。
人の心は、本人じゃなければわかりません。いいえ、
本人でさえ本当の自分を抑圧して違う人間を演じて
いる場合があります。
なのでこの記事の本題の「人の心がわからない」は
他の人と大した変わりはないのだと思った方がずっ
と楽です。
他に共感してもらおうと期待はしないことです。
期待が大きい分だけ、失望は大きいのです。
まず、自分の気持ちも行動も自立しましょう。本当
の幸せとは、他に幸せにしてもらうことではありま
せん。他を失うとその幸せも失ってしまいます。
一人でも幸せ!を目指しましょう。
小さな幸せの積み重ねです。
最後に!まず本当に前頭葉の機能障害かどうかの
見極めが大切です。ただの自己中我がまま人間で
したら対処法も違いますので。