魂の殺人  モラルハラスメント

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モラルハラスメント加害者は            「人の心がわからない」

 

夫の特技は、「妻を怒らせること」です。
 
 
それがモラハラ特徴だと、しばらく
後から知ることになるのですが。
 
 
私は夫のやることが全く理解できません。
 
 
モラルハラスメント加害者の定番の一つ
に、「モラハラは冠婚葬祭が大好き!」
というものがあります。
 
 
その例にもれず、うちのモラハラ夫も
冠婚葬祭が大好きです。
 
 
葬式だというのに張り切って、まるで
サカリのついたのように走り回り、
 
 
不謹慎にも、顔つきまでイキイキと笑み
を浮かべているようにさえ見えます。
 
 
家では心底暗いので、余計にそう見
えるのかもしれませんが。
 
 
特に、私のダンスの発表会での
ビデオ撮り」が大変好評なので、
得意げにどこでも撮りまくります。
 
 
息子5歳の時、手術をすることに
なりました。
 
 
当日気の弱い息子を抱きしめ、なだ
めているところに、いよいよ担当の
 
 
医師看護師さんが明るい雰囲気を
作り病室に入ってきて、手術室に行く
準備を始めます。
 
 
息子はそれを察してむずかりだしま
した。そこで皆が「よ~し、ファイト!」
 
 
と力づけているさ中、がやおらビデオ
を撮りだしそれを映し出しました。
 
 
まるでドキュメント映画のスクープ
場面を撮っているようです。
 
 
3階の病室から手術室へ向かうまで
皆が息子を励ます間、は一言も発
 
 
せずからから後ろからと、忙しく
動き回り全員をなめまわすように
張り切って撮っています。
 
 
手術室の前につきました。
かわいそうに息子不安でいっぱい
 
 
で、泣きながらに飛びつかんばか
りになってます。
 
 
私だって心穏やかではありませんが
いかにも平気そうに装い明るく送り
出します。
 
 
医師も私の顔を見て、優しくうなづき
、息子と共にドアの中に消えていき
ました。
 
 
ドアが閉まった途端、今度はぐったり
としたにカメラを向けているではあ
りませんか。
 
 
情けない・・このバカ
 
 
誰がこんな悲しいビデオを、
好んで後から見るんじゃい!!
こんなこともわからないの?
 
 
大声で叫びたかった!
 
 
でも、ここは病院・・・。
 
 
ただでさえ気持ちが落ち込んでいる
のに、夫のとる行動で更に悲しみが深く
なった。
 
 
 
すると突然!
閉まっていたはずのドアが開き
 
 
先ほどの年若い医師が出てきて、
きっぱりとした口調で
 
 
「お父さん!! もう2度とここで
ビデオは撮らないでください!!」
 
と言った。
 
 
アッパレ先生
よくぞ言ってくれた、このアホに!
 
 
私の心を代弁してくれたこの医師
救世主のように見えました。
 
 
モラルハラスメント加害者は、
人の心に共感することができません。
 
 
悲しんでいるに、不安で泣いている
息子共感して、慰めたり安心させる
 
 
などという芸当は、死んでもできない
のでモラハラ被害者は、無駄な期待
 
 
決してしませんように、しておいて
ください。
 
 
2017年6月4日追加記事
 
 

この日なぜ私は夫の行動を止めなかったかというと、

夫の言動にクレームをつけると、全ての行動に渡って

しまうので、この日の行動は夫に「悪意」を感じな

かったので、本人がやりたいように 口を出さないで

いました。

 

 

勿論「それは違うんじゃない?」と言って理解させ

ようとしても、素直に受け入れることはせず、必ず

喧嘩になります。

 

 

喧嘩を避けるため私が我慢している状態です。

ただ、この時に「夫は本当に手術に向かう子をビデ

オに撮るという行動に全く違和感を感じていないん

じゃないか?」と思ったことです。

 

 

つまり、「相手の感情を汲み取ることができない」

と思ったのです。今迄の夫の人生で、相手の感情を

読む必要性は何度もあったはずです。

 

 

なのに学習できていない。ただの学習能力が無い、

ではなかったのです。こちらにも書いた通り

 

yshua.hatenablog.com

 

 

モラルハラスメントとは前頭葉の機能障害でした。

 

 

それは、「怒り、感情を爆発させる(感情コントロ

ール低下)、相手の立場や気持ちに思いを巡らすこ

とができず良い人間関係が作れない(対人技能拙)

、一つのことにこだわり他のことができない」

という症状を起こすのです。

 

 

今なら夫を理解できますが、この時はただのどうし

ようもないバカ夫だと思ってました。

こうやって日々の生活でのズレが結婚生活の苦しさ

を産んでいきます。

 

 

モラルハラスメントで辛い思いをしている被害者は、

今後も一緒に暮らすつもりなら「人の気持ちに共感す

ることができない障害の加害者」を自分への攻撃では

ないと捉え、理解を示して受け入れ対応するかです。

 

 

人の心がわからない夫なのだと受け入れることで、

無駄な期待は無くなります。

 

 

前頭葉の障害は認知症と同じ症状を起こします。

夫の場合は年を取るにつれ酷くなったように

思います。

 

 

人としての人格が崩壊するのです。悪いことを悪い

と認知できません。なので平気で虐待もできます。

 被害者はそれを理解しなくては、自分の人格が崩壊

してしまいます

 

 

この時のビデオ撮りは、夫なりの思いで、

何かできることはないかという努力だった

のでしょう。

 

 

 

ただ一つ言えることは、モラハラ加害者は極端に人

の気持ちがわかりませんが、他の普通の人間も、他

人の心がわかっているわけではありません。

 

 

人の心は、本人じゃなければわかりません。いいえ、

本人でさえ本当の自分を抑圧して違う人間を演じて

いる場合があります。

 

 

なのでこの記事の本題の「人の心がわからない」

他の人と大した変わりはないのだと思った方がずっ

と楽です。 

 

 

他に共感してもらおうと期待はしないことです。

期待が大きい分だけ、失望は大きいのです。

 

 

まず、自分の気持ちも行動も自立しましょう。本当

幸せとは、他に幸せにしてもらうことではありま

せん。他を失うとその幸せも失ってしまいます。

 

 

一人でも幸せ!を目指しましょう。

小さな幸せの積み重ねです。

 

最後に!まず本当に前頭葉の機能障害かどうかの

見極めが大切です。ただの自己中我がまま人間

したら対処法も違いますので。