魂の殺人  モラルハラスメント

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モラハラ被害者が初めて「離婚」を決意した日

私は来る日も来る日も混乱の中にいた。
 
 
夫の言動が全く理解できない上に、夫が
上目線でバカにして、「お前はおかしい、
狂っている」と言うのである。
 
 
狂っているのはモラハラ夫のほうだ
とやっと今頃解るのですが。
 
 
 
おまけに息子までが、いつも
適当な応対しかせず、心を割って話す
ことはしない。
 
 
そして私の、問題の
「お前の家族は皆、お前のことを
嫌っている」と言い放った。
 
 
その上子供たちに、多額な小遣いを
与えながら私の悪口を吹き込むのだ。
 
 
ホント!私にとっては悪魔のような母親
でしかありません。
 
 
しかし、嫌われようが何しようがおとな
しく黙っている訳にはいかない。
 
 
もうすぐ息子は高校を卒業して
飛び立ってしまうのだ。
 
 
このままじゃ、この子にとって世の中に
誰一人怖い人はいない。このまま世に
出せば危険人物になってしまう。
 
 
前日も反省を求めたが、意に反さない。
翌朝洗面所で顔を洗っている息子に、
再度反省を促した。
 
 
「しつこい! うるさい!」とそこには
反省などみじんも感じられない。
 
 
それを聞き私は息子の背中を
思い切り叩いた
 
 
すると逆ギレした息子が私を追いかけ
てきて、後ろから腰をキックした。
 
 
床に倒れこんだ私に殴る蹴る、
そして馬乗りになりさらに殴ろうとする。
 
 
その瞬間
2階からドドドーーッ!!っと
モラ夫がすごい勢いで降りてきて、
 
 
アッという間に、私を全身で抱え込み、
手足を押さえ、はがい絞めにした!!
 
 
私は全く身動きがとれない。
 
え?何? この展開!?
 
 
息子も同様に、ボー然と立ちすくんだ
ままキョトンとしている。
 
 
 
そうでしょ。
息子が抑え込まれるならともかく、
母親はがい締めなんだもの。
 
 
そこでモラ夫がすかさず、
息子の名前を叫んだ!
 
 
 ○○○! 早くッ 逃げろ!
 
 
息子も訳が分からず、すぐには
行動が起こせず・・・。
 
 
・・・・  ああ・・・・・  
 
といって、外に出て行った。
 
 
それからしばらくの間そのまま
羽交い締めにされた私は、
 
 
身をよじって、大声で泣き叫んだ!
 
 
その気持ち悪い体を離して!
私に触らないで!
 
やめてよ!! いやぁぁああーーー!!
 
 
悲痛な叫びだった!
 
 
 
モラハラ夫は、馬鹿力で私を押さえ
つけるのに、只々必死だった。
 
 
 
私は心から自分を憐れで、みすぼ
らしいと思った。
 
 
誇り自尊心など欠片ほども残って
いない。
 
 
完膚なきまでに打ちのめされていた。
 
 
もうダメだ! 限界を超えてしまった。
 
初めて「離婚」したいと心底思った。
 
 
 
息子にボコボコにされてたら、
旦那が走ってきて、私を羽交い締め
にして、息子に「早く逃げろ!」
っていったんだよねー。
 
 
と、この話をダンスの生徒に話したら
皆腹を抱えて笑った
 
 
そうだよね、笑うよね。
でもさ、こればっかりはやられて
みないと人の心の中までは分からない。
 
 
と、どこまでもモラハラ被害者
理解してもらえません。
 
 
モラルハラスメントとは人に理解され
ないと思っていたほうが傷つきません。
 
 
なので、話す人を限定しましょうね。