モラハラ被害者の「初めての記憶」

今週のお題「一番古い記憶」

私は、幼い頃の記憶がない。
　

小３の時に両親は離婚し、
兄は父に、私は母に引き取られた。

離婚1ヶ月後

まぶしく光るライトの明るさで、　
夜中に、ふと目が覚めた。

ボーッとしている私に向かって
名前が呼ばれ・・・

「こっちを見てごらん！」

うわずった母の声が聞こえた

振り向くと、布団の上に、
裸で座っている母がいた。

その向かいには、
父ではない男の、後姿があった。
　　　
　　

母は、私の反応を楽しむように　
にやにや笑っていた。

私の心は、例えようのない深い暗闇に
ズブズブと沈んで行くようだった。

私の記憶は、この日から鮮明に始まるのである。

翌朝母は、　　

「昨夜のことは誰にも言ってはいけない。
　特に兄には絶対に！」と固く口止めした。

父にも、兄にも、勿論誰にも言える訳もなく。

その日から私は、

確実に・・・

徐々に・・・　

壊れていった。

母は日々エスカレートし、
想像を絶するものになっていき、

私にとって、
この世で最も憎むべき人になっていった。

モラハラ被害者にも、被害者になる理由が
ある。と言われています。

こんな極端な話ではなくても、
親との確執は、誰にでもあるものです。
　

誰もが被害者になる可能性はあります。

早期発見、早期治療に努めましょう！！＾＾

 そうすれば、被害は最小で済みますよ。