すごいぞ！「言葉を発することなく、成し遂げる」モラハラ人間！
今週のお題「いま学んでみたいこと」
「学ぶほど深い」モラルハラスメント
さぁ～ 今日のブログを書こうと思ったら・・、
エーート・・？ あれっ？
思い浮かばないんです。
結婚生活２０数年、毎日ずっと怒り続けて
いたのです。
ブログネタは、死ぬまで有り余るほど！
と思っていたのに・・どういうこと？
何をされたか？ 言われたか？
覚えていないんです。
だからモラハラは、他人に理解されないんです。
覚えていないというより、何が何だか分からず、
「怒りと混乱の毎日だった。」
というのが正しいです。
彼の言うことを、私には理解できないのです。
ずっと、これが「モラハラ」だと分かるまで、
何十年も自分は本当に頭が悪いのだと
思っていました。
その会話はややこしいので次にすることにして
わかりやすいものからにしますね。
私の一挙一投足,あげ足をとります。
「言葉遣いは下品だから、標準語に
するように。」
標準語なんだけど・・。
これ以上どうしたらいいの？
「食べ方が下品。」
普通だと思うけど・・。
アンタだって皿を舐め回してたじゃないの。
「立ち振る舞いが、女性らしくない」
研究しましたよ。どうしたら身のこなしが
優雅に見えるようになるか。
「歩くときは背筋を正して歩きなさい」と。
疲れても猫背になったり、尻を落として
振り回し歩いちゃいけないのね。ハイハイ。
家の中でも常に緊張して、自然に動けず、
ロボットのようにガチガチです。
そして気に入らないときは、馬鹿にして
不機嫌になります。
要するに、これがモラハラ特有の
「人格の全否定」です。
ブログに書いたように、私は親から躾を
されたことがないので自信がないので
結局彼のいいなりです。
ああ～確かに彼の母親や、お姉さんたちは
別格です。
母親はデヴィ夫人、姉たちはキコ様風
振る舞いで、お話になります。
今思い出したんですが、
彼のいとこは皇族に嫁に行き、姉の結婚式は
司会はフジの八木さんと鶴丸さん、挨拶は
警視総監でしたわ。オホホのホ。
しか～～し！
モラハラ男は結婚を機に、キバを出しますが、
豹変したのは彼だけじゃありません。
こんなセレブで、イケメンで、頭が良い
（実はアホンダラ）男をやっと手に入れたんです。
もう別れる心配はないので、
「共働きなんだから、一人でＴＶなんか
見てないで、ほら一緒にやれよ！」
とばかりに「掃除、洗濯、家事一切」を
立派に躾ました。
まだ子供のモラハラ怪獣なので、言われた
ことは嫌々ですがちゃんとやります。
でも、すぐに腹いせに、
「職場の飲み会は禁止だ！」
などとたわごとを抜かします。
もう、「戦い！勝ち取るしかない！」と、
「アンタは行ってるくせに、なんで私だけ？」
と話し合いをしようと返事を待ちます。
10分・・20分・・アレ？ 寝てる・・。
これの繰り返しで、話し合いになりません。
こうして、結婚での人生のパートナーを得る
どころか、こともあろうに「人生における敵」
を得てしまいました。
相変わらず、私が笑うと「馬鹿にし、
不機嫌になる」ので、段々と笑うことが
なくなってきました。
そんなある朝、職場に向かう車の運転中に、
あろうことか、彼が数年ぶりに笑ってる！
「オイ、横見てみろよ！ 風に吹かれてハゲが
舞い上がってる。アハハ」と。
心からホント！ 「コイツ性格悪いんだなぁ」
と思いました。
たまに笑ったと思ったら、人バカに
して、ハゲの何が面白いのか！
と思った途端。 「ドン！！」
と前の車にぶつかった。
すぐに、前の車のオヤジが降りてきて
「オマエ！前見て運転してんのか！！」
とガンガン怒鳴りまくった。
こっちのほうが、ダンゼン面白い！
彼は謝りもせず、弁解もせず、下を向き
嵐が過ぎ去るのを待っていた。
とうとう彼は「一言も発することもなく、
災難は去る」のである。
（アッチの人の方がよっぽど災難ですが）
すっごいです！！さすが！
これが究極の「モラルハラスメント」
なんです。
謝ることは決してありません。
言葉を発することなくやり遂げるので
ブログにもうまく表現ができません。
私もこのようにされるのです。
怒りのもって行き場がなく、いつも
フラストレーションが溜まってます。
いつも怒りが心にあるので、
ちょっとのキッカケで燃え上がります。
その後、彼が笑った姿を見たのは１度だけです。
あまりにも珍しかったので、５歳の娘に
「ちょっと見て！パパがウチでは見たことも
ない笑顔で、女性と話してる！」
その笑顔は忘れもしない、
結婚前に、いつも私だけに向けられた
「優しく、素敵な」特別な笑顔でした。
１人格の全否定
２コミュニケーションはできない
３無視する
４支配する
５馬鹿にする
６不機嫌になる
７言葉ではなく「態度」で示す。
コントロールする。
８外面（そとづら）がいい
