モラルハラスメント 弁護士協会ＣＭ 「話ができれば、離婚なんかしない」
私は夫と普通の会話をしたことがありません。
会話で心が通じ合ったり、満足した覚えが1度もありません。
話す度に、訳のわからない混乱と苛立ちに襲われるのです。
結婚後何十年も、何が原因か考える暇がないくらい毎日次々と問
題が起こり続けます。
何がそんなに困難にさせていたのか、あることで私は別居寸前に
やっと気づいたのです。
家族で出かける時に、主婦はお弁当作り、キッチンや暖房の火の
確認、戸締りなど気を配ることが多く最後に車に乗り込みます。
勿論化粧は車の中で。
そこで待っている夫は、鬼の形相でイライラ全開です。
たまらず私も「30分も車で待ってるのなら、私が一人で忙しい
思いをしているのだから、今度から手伝ってほしいのだけど。」
とお願いすると、間髪をいれず
夫「なんだ！その言い方は！」
「そういう言い方はやめて欲しい！」
私「え？何？ そういう言い方って？」
夫「そうやってヒステリックに命令する事だ！」
私「ヒステリックに言ってないし、命令なんて
していないよ。お願いしてるでしょ。」
夫 「お願いをする言い方じゃない！」
何という事！
本題に入る前に延々ともめて、私の言葉は聞き入れず、
命令していると勝手に決めつけ攻撃してきます。
あーー そうだ ずっと何十年もこうだった・・・！！
本当に話し合いたい内容にこぎつける前にブレイクアウトして
常に夫のこのペースに巻き込まれ私は混乱と怒りでいっぱいでした。
これでは話し合いなんか出来る訳がありません。
こんな調子なので、何について話し合おうとしたのか
わからなくなります。
後日確認しようとすると、
「あの時に話し合って、結論出したじゃないか」
とか
「何回同じ話をするんだ！その話はもう終わり！」
と勝手に切り上げられます。そしてまた、夫は次も
車でイライラと待ち同じ事の繰り返しです。
これをモラルハラスメント加害者の
「対話の本筋からのすりかえ」と
「対話の拒否」といいます。
混乱の中で私は、ただ自分の正当性を夫にわかってもらうため
必死でした。理解する気の無い人には何を言っても無駄でした。
また毎日、主婦は朝から家事に追われて忙しいですよね。
気づくといつも夫の姿がありません。
あわてて玄関に走ってみても夫は家を出た後です。
毎朝気持ちよく送り出したいので、「出る時は声を掛けて。」
と言ってるのに、やはり気づくと出た後です。
夫になぜか？と問うと
「俺は大声で「行ってきます！」と言っている。
聞こえないのは、お前の耳が悪いからだ！」
と、これも私が悪いと。
言った言わないの問題ではなく、朝の出掛けの挨拶は大切
なコミュ二ケーションだとは思わないのでしょうね。
結局こんなことすら実現はしないのです。
更に他人の話は、「悪口を言ってる」と言われ
（事実を話してるだけなんですが）
人間関係の悩み事を話すと必ず「お前が悪い」と言われます。
これらはモラルハラスメントのよく言われる
「決めつけ」や「批判」ですが、
随所に渡って巧妙に私の方が悪いように思わせられます。
話しかけると「身体の向きを変え、ＴＶをつけ音量を上げる」
「勝手にあることないことを言う」と言われるので作り話では
ないことを必死に説明する。
くだらない小さな嫌がらせを日々何度もやられます。
終いには
「大げさに騒ぎ立てて、頭がおかしいんじゃないか！」
ハイ！ 私は自分のことを本気で
「短気で頭がおかしい」と思ってました。
これもモラルハラスメントの「否認」です
現実を受け入れず「否認」するので、最も陰湿だと
言われるものです。
そしてモラハラ常套句の「常識がない！」だけは、
結婚後10年経つ頃に常識がないのは私ではなく夫の方だ！
と気づき、これだけは私も負けていません。
このセリフはすっかり私のものです。
夫に「非常識！なことを、言ったり
やったりしてるんじゃないよ！」
「私のこと散々、非常識と言って
たけど、それはアンタでしょ！」
と私も負けてません。この「非常識」は、夫が私に言う
ことは無くなったように思います。
2017年5月29日追記
モラルハラスメント加害者対処は、相手がグゥの音も
出ないほど強気で言うと数日静まります。
しかしまたすぐ仕掛けてくるのでキリがありません。
被害者ができることは、「幼稚園児がまた何か仕掛けてる」
と流せるものならそれが1番です。
相手にしなきゃ、加害者が勝手に難癖つけて、
自分の心のバランスをとろうとしているだけです。
また、私の「お願い、つまり要求」は、夫ができていないこと
に対しての要求なので「自己愛性人格障害」にとっては
「劣等感と無価値感」を刺激され、攻撃されていると
感じているのかもしれませんね。
上記を踏まえ、「コンプレックスの塊」の人と関わっている
ことを忘れないでコミュニケーションをとらないと、
地雷を踏むことになりかねません。
下記blogをご参考にしてください。
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